「わかる〜!」って英語でなんていう?
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「わかる〜!」って英語でなんて言う?

皆さん、「わかる〜!」ってよく言いますよね? 友達や同僚が自分の気持ちを代弁してくれたときや、誰かが自分の思っていたことを言葉にしてくれたとき、自然と口をついて出てきますよね。

ところが、これを英語でどう言えばいいのか? 意外と悩んでしまいませんか?「わかる〜!」は同意や共感のフレーズですが、英語では色々な表現があります。
今回は、シチュエーションや相手との関係によって使い分けられる英語の表現をいくつか紹介しながら、ただの暗記ではなく、どうやって自分の感情や意図を的確に伝えるかを考えてみましょう!

1. I know! 〜カジュアルな「そうそう!」〜

まず最もシンプルでよく使われる表現が I know! です。友達との軽い会話の中で、「そうだよね〜!」という気持ちを素早く伝えたい時に便利です。

例文:
A: Mondays are the worst, right?
(月曜日って最悪だよね?)
B: I know!
(わかる〜!)

この表現は、相手の言葉に対して完全に同意する時に使われ、特に友達同士のカジュアルな場面でよく耳にします。相手が言いたいことを「よくわかっている!」と伝えるのにピッタリです。

2. I feel you. 〜気持ちをしっかり共有する〜

次に紹介するのは I feel you. です。これは、相手の感情や状況に深く共感する時に使うフレーズで、「気持ちがよくわかる」というニュアンスです。相手が何か辛いことや大変なことを経験している時などに使うと、特に効果的です。

例文:
A: I’ve been working non-stop this week. I’m so tired!
(今週ずっと働きづめで、もうクタクタだよ!)
B: I feel you.
(わかるよ〜!)

このフレーズは、単に相手の意見に同意するだけでなく、相手の苦労や気持ちをしっかりと共有しているという意味合いがあります。

3. Totally! 〜完全に同意する〜

もう一つ、友達同士の会話でよく使われるのが Totally! です。これは、「完全に賛成!」「それな!」といった意味で、カジュアルで元気な響きがあります。誰かが自分の代わりに言いたいことを言ってくれた時や、強く同意したい時に便利です。

例文:
A: We should just get rid of all Monday meetings.
(月曜日の会議なんてやめちゃえばいいよね。)
B: Totally!
(わかる〜!)

このフレーズは、カジュアルでテンションの高い会話の中でよく使われ、軽快なやり取りを生むのに最適です。

4. I can totally relate (to you). 〜経験をもとに深く共感する〜

もし、相手の話に対して「自分も同じ経験をして、その気持ちがよくわかる!」と言いたいなら、I can totally relate (to you). という表現がオススメです。このフレーズは、相手の経験や状況に自分も共鳴し、同じように感じたことがある場合に使われます。

例文:
A: I had a rough day. Everything went wrong at work.
(今日は大変だった。仕事が全然うまくいかなかった。)
B: I can totally relate to you.
(わかる〜、私もそんな経験あるよ。)

この表現は、単なる同意を超えて、自分自身も同じような経験をしているという深い共感を伝えるのに最適です。

5. That makes sense. 〜理論的に「わかる」〜

少し違う角度からの「わかる」も見てみましょう。That makes sense. は、相手の話や意見が論理的で納得できるときに使います。これは「感情的な共感」ではなく、「理論的な理解」を示す表現です。

例文:
A: We should adjust the project timeline based on client feedback.
(クライアントのフィードバックに基づいてプロジェクトのスケジュールを調整すべきだよね。)
B: That makes sense.
(わかる、それは筋が通ってるね。)

このフレーズはビジネスシーンでもよく使われるため、ぜひ覚えておくと便利です。

6. I agree with you. 〜正式な同意表現〜

さらにフォーマルな場面での「わかる」にあたる表現が I agree with you. です。これは相手の意見に対して丁寧に同意を示すフレーズで、特にビジネスや公的な場で使うことが多いです。

例文:
A: I think we should focus on improving customer service this quarter.
(今四半期はカスタマーサービスの改善に集中すべきだと思う。)
B: I agree with you.
(わかります、その通りですね。)

カジュアルな表現に比べて少し堅い印象ですが、フォーマルな場面ではとても重宝します。

まとめ

ここまで、いろいろな「わかる〜!」に対応する英語の表現を紹介してきましたが、大事なのは単なるフレーズの暗記ではなく、自分が本当に伝えたい意図をきちんと理解して、それを適切な英語で表現することです。

例えば、感情的に共感している場合は I feel you.I can relate to you. が適しているし、理論的な同意を示すなら That makes sense.I agree. を使います。場面やニュアンスに合わせて言葉を選び取ることが、英語を使いこなすための鍵です!

もちろん、同意を示す表現は他にもたくさんありますから、その時々でどんな表現が適しているのか考えてみましょう。

暗記に頼らず、意図を再確認しながら、いろんな「わかる〜!」を英語で表現してみましょう!


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About Me

Ryohei

英語を使いこなし、世界に羽ばたく日本人を一人でも増やしたいという思いでブログを始めました。東京大学卒業。TOEIC985点。職業はITエンジニアで、今の夢は AI を駆使した英語学習ツールを作ること!